インド旅行 ②2日目、デリー観光
胃の調子が悪く、全然眠れなかった。。
胃の調子が良くないと言いつつ、
この暑さに負けないためには食べなくてならぬ。
でもちょっとお肉はパスしたいなあ。
ということで、
コンノート・プレイス近くの南インド料理「サラヴァナ・バワン」へ行ってみました。
こちらは地元で人気のあるお店で行列が出来るらしいのですが、朝早かったのですぐに席につくことが出来ました。
普通のサイズと大きいサイズのマサラドーサを頼みました。
パリッパリの皮の真ん中には、じゃがいものカレーが包まれています。
チーズが効いていてパリッパリ。さくさくと食べてしまいました。
肉を抜いたら少し調子が良くなりそうだ。
「おいしかった〜!」と飲み残したミネラルウォーターのペットボトルを持ってお店を出ると、
すかさず幼い子供達が切ない顔をして持っているペットボトルを指差し「ウォーター、ウォータ」と言ってずっとくっ付いてきました。
私はそれを渡しました。
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地下鉄に乗ってみました。
行き先も分かりやすく、とても綺麗な電車でした。
女の人、外国人をあまり見かけません。
車内では妙に視線を感じました。
<チャンドニーチョウク>という駅で降りました。
地上に出てビツクリ!!
ゴミゴミザワザワ。
人や建物や電線やリクシャーや牛や。。。もう色々ひしめき合っている。
「なんか、映画のセットの中に入っちゃったみたいだね。」
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「乗りな!」「こっち!」
とサイクルリクシャーのお兄さん達が次々声をかけてきます。
優しそうなお兄さんを選び、
これに乗ってジャマー・マスジットへ向かいました。
初のサイクルリクシャー。
街の雰囲気を感じられて楽しい。
けれど、つかまっていないと振り落とされそうだし、
混み合った道路を行くのでぶつかりそうで怖い。
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モスクは裸足で入るのが決まり。
また、女性は肌を隠さなくてはなりません。
ガイドブックには『入場無料。カメラ持込料200ルピー。』と書いてあったけど、 入り口を入ると預かってやる!といきなり靴を勝手に持っていかれ、肌を隠すケープをつけられ、400ルピーを請求されてしまいました。
説明を求めるも、「400ルピー!」の一点張り。
確かにカメラは一つ持っていたけど、、。
インド人は皆自分で靴を持って中に入っているのに何で私達だけ!?
何がなんだか分からない。
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<ミーナ・バザール>
門前町的なバザール。
ジャマー・マスジットのすぐ近く。
礼拝帰りのイスラム教徒でにぎわうという市場を歩きました。
人、人、人!!!
「マダ〜ム!」「マダーム!」
とあちらこちらから見ていってと声がかかります。
おお、目が回りそう。
子供服や、サンダル、スカーフやアクセサリーやおもちゃ等色々売っていました。
キッチン用品があれば買いたかったけれど、見つけられず。
ジャストルッキングで楽しみました。
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<ラール・キラー>へ到着。
タージ・マハルを造ったムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが
アーグラーからデリーに遷都したときに9年かけて建設した城。
↑前の広場がすごい人だかり。
リキシャーのお兄さんが「インド映画の撮影をしてるんだ」と教えてくれました。
入場する前に男女に分かれて身体チェックと荷物チェックがあります。
その列に並びました。
「僕達撮って〜!」と言って集まってきた子供達。
かわいかった。
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街中を歩く。
ぶらぶらと歩いていると、キッチン用品のお店で弁当箱が買えました。
銀色の2段重ねと3段重ねです。
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<フマユーン廟>
ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの死後、妻が建てさせた墓。
タージ・マハルも影響を受けたといわれている。
奥の庭園はの緑が綺麗で、インドの皆さんに習って芝生で寝転がりのんびりしました。
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<インド門>
第一次世界大戦で戦死したインド兵の慰霊碑として建てられた。
高さ42メートル。
門をくぐり抜けまっすぐに続く道は、大統領官邸に続くそうな。
門の横の公園にはたくさんの人が木陰で休んでいて、
噴水のある広場では子供達が水遊びをしていました。
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「モティ・マハ−ル」で夕食
インドの人達は、8時〜22時頃夕食を食べるそうな。
7時前にレストランに到着したので、まだお客さんがおらず私達が一番の客でした。
でも、それが普通みたい。
ああ、今日も日が落ちて夜になっていくよ。と感じるのも悪くない。
扇風機が回っていて・・・。
停電だって、熱くたって、日本もインドを見習えば大丈夫。
さてさて、胃も回復してきたことなのでたくさん食べるぞ!
このお店は、タンドリーチキン発祥の店といわれています。
だからチキンは外せません。
昨日の頼みすぎた量を考え、
タンドリーチキン、マトンのビリヤーニ、バターチキンを全てハーフ、
ナンを一つ。
ビールを飲みたいところですが、置いていないのでコーラとセブンアップを頼みました。
タンドリーチキンは、ジューシーというよりもカリッとしっかり焼いています。
バターチキンは、タンドリーチキンで作っているそうです。
ビリヤーニはいわゆる炊き込みご飯。マトンの臭みもなく、全部美味しかった。
親切な店員のおじさんが、「こっちおいで」と手招きするので行ってみると、
カウンターから日本の雑誌dancyuを出してきました。
そして、
お店の写真と実際の場所を指差しながら「これがここだよ。」と教えてくれました。
「これ私も持っています。」と言うと、
「あんた、持ってんのか。」と嬉しそうに頷いて笑っていました。
「俺を写真に撮ってくれ」と言うのでおじさんを撮ると、
画面を確認し、またよしとばかりに頷いて、メールで写真を送ってくれというのでした。
おちゃめなおじさんでした。
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この日は移動に、
メトロ、タクシー、サイクルリクシャー、オートリクシャーをいくつも乗り継ぎました。
タクシーもサイクルリクシャーもオートリクシャーも、
ドライバーは、誰もがフレンドリーで親切なお兄さんやおじさん達。
「どこから来たの?」「何日いるの?」「インドは好きか?」
「明日はどこへ行くの?」「地震は大丈夫か?」
「あんた達は兄弟か?」「いつ結婚したの?」
「日本のどこに住んでるの?」・・・
色々聞いてきます。
ちょっとの会話がとっても楽しかったです。
だまされる、うそつきとかそんな心配無用でありました。
インド人みんないい人!!