インド旅行 ④3日目、ついにタージマハール!<やっとついたアーグラー編>

車内はとても快適でした。
清潔で、ゆったりとした座席。
ガンガンに冷房がきいていて、食事も出てくる。


コンフレーク(温かい脱脂粉乳で食べる)、
パンとインド風オムレツ
〜オムレツの卵は白身のみ。
クミンと刻んだトマト、生のとうがらし、香菜が炒めて入っていた。
美味しかった。

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アーグラー到着。

帰りの電車まで8時間ある。
時間が余りすぎてもしかたないので、駅前にあるタクシーの受付で
6時間1台チャーターすることにした。


ドライバーは、Luckyさん。
インドのたばこで口の中が赤く染まっている。優しそうなおじさんだった。

「Luckyさん、今日はよろしくお願いします〜!」
と乗り込み、早速タージ・マハールへ向かった。



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「ここから入り口まで400メートル歩かねばならぬ。
物売りが寄ってくるけど、無視するのがあんた達のためだ。
とにかく無視してまっすぐ進むんだよ、いいね?」

と言われて車を降り、タージ・マハールの入場ゲート目指し歩く。

すると、
「オネエサン、3コで10ルピー」
「4こで10ルピー」
とマグネットやポストカードを売りに少年達がずーっとついて来る。

人力リキシャーのおじいちゃんが、「のりな!」と
併走してくる。

おお、この道のりは長いぞ。
一本道だからこの人達から逃れられない。

よいカモである。

悪いけど、無視して進む。

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ご存知の通りタージ・マハールは、
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、
愛妻ムムターズ・マハルのために造ったお墓。
22年の歳月と、2万人の職人を費やし完成させました。



ついに来ちゃったんだわ、あたし。


→正門からお姿が見えてきた。

サリー姿と景色がぴったり

↓カメラマンに色んなポーズで撮ってもらっている家族
その後何故か一緒に入って私もこの家族の記念写真に納まった

→記念にと、あたしもインド人カメラマンに撮ってもらった

→決めてるインドのお兄ちゃんは、必ずサングラスをしている


↑白にカラフルなインドのお洋服がよく映えます




これがお墓なのですよね。
ムムターズの横に並んで、ちゃんとシャー・ジャハーンのお墓もありました。


タージ・マハールの姿の美しさに感動しました。
白さは、正直写真で見たほうが白く美しい気も。。。
周りには、庭園や迎賓館とモスク、音楽館まであってとても広く美しい場所です。

ひんやり冷たい白い大理石の上に座って、近くからそして色んな角度から、
眺めてのんびりしました。


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アーグラー城へ。

ヤムナー河を挟んでタージ・マハールの対岸にあるアーグラー城。
赤砂岩の城壁に囲まれています。




ここから見えるタージ・マハール
シャー・ジャハーンは、妻のためにタージ・マハールを完成させた後に
息子に皇帝の地位を追われ、この城の塔に幽閉されてしまいます。
ここからどんな思いで、妻の眠るタージ・マハールを見ていたのでしょうか。

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チャーターしたタクシーといえど、
やはりツアーのように行く場所が決まっていました。


自分達だけでは足がないし、
6時間も時間があるから、こういうの嫌なのだけど仕方なし。


大理石や、ジュータン、カーペット、色々なお土産屋さんに連れて行かれる。
「買わなくていいから」とか言って。


ランチは勝手に連れて行かれたレストラン。
薄暗く、お客が誰一人いない。
違うところに行きたいといっても、
「ここが一番おいしいから」と言って聞いてくれないのです。


すごく高いターリーを食べました。

味はまあまあ。

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イティマド・ウッダーウラー廟

ムガル帝国第4代皇帝ジャハーンギール妃ヌール・ジャハーンが父母のために建てた
お墓。

↓建物裏の河には野性の牛の群れが

↓芝生で寝転がって休憩

↓サルも行き来する

緑もあって、こじんまりとした可愛らしい場所でした。

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なんやかんやですっかり暗くなり、
Luckyさんにお礼を言って別れ、駅のファーストフード店で
列車の時間まで時間を潰しました。


念願のタージ・マハールも見れました。
動物園に行っていないのに、牛、馬、らくだ、ウサギにサル、ヤギを道端に見ることが出来ました。

会から離れたアーグラーは、どこかのどかで、のんびりした雰囲気の街でした。

アーグラーでの1日が無事に終わりました。