アア欲しい。だけど・・・

図書館で予約していた、やましたひでこの「断捨離」が半年かかってやっと手元にやってきた。


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『入り口はせまく、出口は大きく』
だよなあ。



私は結構な衝動買いタイプである。

ビビッときたら買う。
服など、色違いで迷ったらとにかく両方買っちゃう。

そして、家の中に物が増える。

気分屋の私は、突然片付けモードになり、
とにかく思いっきり捨てる。結構捨てる。

それで、物がなくなったことに
すっきりしているのである。

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『入り口はひろく、出口も大きく・・・。』
だな。私は。


なんて冷たく酷い女なのかしら。
ほんの少し使っては捨て、使わずに捨てたりして。
どんどん捨てまくる。
あんたなんて嫌いよ、要らないわよ。もう用はないわ。って。




そう考えたら今はごめんなさい、と反省したい気分。

これこそ本当にもったいないことですよね。

買っては捨てる買っては捨てる。


もっと愛を持って物と接しよう。


今あるものをよく知ったうえで、
これから本当に必要なものなのか、5年後、10年後も愛をもって使えるものなのかよく考えて買い物をしよう。

物の入り口についてよく考えることにしよう。


心に諸々刻んだのであります。

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そんな中、
松屋銀座で開催中の「銀座・手仕事直売所」と「−暮らしへの眼差し− 柳 宗悦展」へ行ってきた。

これはかなりかなーり、素敵な催しものです。

木のぬくもりあるカッティングボードや可愛い小皿、繊細な刺繍の入った布バッグや、
レースのような手漉きの紙などなど、魅力溢れる品々ばかり。


手仕事でしっかり作られたものは、将来を見据えてもずうーと活躍するものに違いない。


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ああ、苦しかった。
こんなに苦しい思いをして歩いたことってないわ。

喉から手が出る思いだったけれど、
冷静に家にあるものを考えると今は必要でないものばかり。


ぐぐグっと思いをこらえたのであります。